イヌイットとは、いわゆるエスキモーと呼ばれる北極圏のツンドラ地帯に住む先住民族のグループのうち、カナダ北部の氷雪地帯に住む先住民族のことです。

これらイヌイットを含むエスキモーの人たちは、伝統的にアザラシや鯨、白熊などの肉ばかり食べて、野菜などをほとんどとらない食生活をしていました。

しかし彼らは、肉ばかり食べているにもかかわらず糖尿病、高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病に掛かることはほとんどありません。

それは、彼らが主に生で肉を食べることが、その理由の一つではないかと言われています。

生肉は、調理した肉よりもビタミンを多く摂取することができるので、野菜が余り摂取できなくてもビタミンなどの摂取が可能だとも言われているのです。

新田次郎の小説「アラスカ物語」の中にも、北極の探検隊が野菜不足による壊血病で苦しむなか、同行したエスキモーは、生肉を食べるので大丈夫であったというエピソードが描かれています。

DHAの過剰摂取と注意点
DHAとはドコサヘキサエン酸の略で、動脈硬化の予防になったり、コレステロールを下げる効果などさまざまなメリットが報告されています。

最近では、脳細胞の突起の出現を促進することも言われています。

そのことから老人性認知症の治療の一環としてつかわれるようになっています。

しかし、そんなDHAも過剰摂取という注意点はあります。健康志向の方の場合、少なくとも予防のために必要量以上に過剰摂取になりやすいといわれています。

あえて言うとすればDHAを一日3グラム(3000ミリグラム)以上摂取することで出血がとまらなくなることがあげられます。

また持病の問題で脳梗塞や心筋梗塞など血栓症予防にワーファリンカリウム薬を日常飲んでおられる方にDHAを併用するとワーファリンカリウムの働きをつよめてしまうことが言われています。

成分的に有害ではないにしても、注意点は必ずあるものです。

せっかく体に良いと考え摂取されるのですから、良い効果がでるようにしたいものです。